民意を尊重しない理由はない。

id:yfp:20060306:p1で書いた岩国市の米軍基地移転に関する住民投票。無事投票率が50%を越えて、反対が90%という結果になったそうだ。
アンケート岩国市の住民投票の結果を、国は尊重すべきか？（３月２２日１８：００締め切り） : Under the Sun -EQT-
こんなアンケートがあるのだが、そもそも結果を尊重しない理由なんてあるんだろうか。
住民投票に反対して、投票には行かないと言っていた桑原敏幸や、やはり住民投票そのものにはっきりと不快感を表明していた片山虎之助なんかは、"国防は国の専権事項"であることを理由にしてるんだが、住民は国の重要な構成要素じゃないのか?
"国レベルの行政府が決定する"ということだとしても、住民の意思を尊重しないで決定していいという話はちゃんちゃらおかしい。国が決定するからこそ、その影響が及ぶ範囲の、利害を共にする人々の、ステークホルダーに配慮し、彼等の意思を最大限尊重するもんでしょ。"声を発っしてはいけない"、"聞く必要はない"なんて、どういうこと?
国って、会社のように潰れないのをいいことに、無茶苦茶なことやれちゃうんだね。
投票で選ばれてるはずなのに、住民が意思を主張すること、住民の声を聞くこと、こういったことそのものを否定するような人に間違って投票してしまわないように、メモ。
片山とらのすけのホームページ

こんな人たちを他山の石として、自分がまわりの意思、気持ちを汲み取れているか見つめなおしてみよ。