ソフトウェアをつくるということ

思ったことをメモしておく。
2、3年前はXPを中心にソフトウェア開発プロセスに興味を持って、自分の仕事にからめて本読んだり、実践してみたりしてた。その頃、どっかで目にした記述に、ハードウェアにとっての工場は、ソフトウェアではコンパイラみたいなのがあった。
ソフトウェア開発に慣れ親しんでない人ほど、ソフトウェアをつくることを製造プロセスとして捉えるけど、実際にはコーディングを含むソフトウェアをつくるということは、開発プロセスであって、図面描いてるのに近いと思ってる。上の記述もそういう主旨だったと思う。
で、この前、ソフトウェア開発を生業としている人が、工場やハードの開発の人が原価低減を必死になってやってるんだから、ソフトウェア開発でも原価低減を考えないとって言ってて、いくらかの違和感を感じた。利用する部品や仕入値をやりくりすることで、ハードウェアの原価は下げられるけど、ソフトウェアの場合、無償利用できるものが増えたこともあって、基本的には開発要員の人件費なんだから、原価低減っていってもねぇ、って感じの違和感かな。
人件費が原価のほとんどってことは、XPの理想的な契約形態のように、"6ヶ月間ベストをつくして開発します。"みたいなスタイルでの原価低減になるのかな。開発期間の短縮、効率のよい開発って形で。
なんだか、てきとうなメモだけど、ねむくなってきたから...zzz