Tiger on MacBook (Intel Mac) でPalmのHotSync環境を再度整備したときのメモ

crashed palm pilot pro 3com
写真は、昔使っていたPalm Pilot Proの悲しい最後。本文とは関係ない。
我が家に到着したMacBook梅の整備をしてるんだけど、Palmのシンク環境を整備するのにずいぶんはまったんで、未来の自分用にメモしておく。

現象

Palm Desktopをインストールして、iSyncPalm OSの同期を有効にして、HotSyncしたところ、Mediaのconduitでエラーは起きるし、iSyncのconduitでは、シンクできない状態。

Loading “Apple
Conduit “iSync Conduit” version 3.0.0
Sync type is Fast
iSync Conduit starting xx-xx-xxxx xx:xx:xx
iSync Conduit: received NULL message, disconnecting... xx-xx-xxxx xx:xx:xx
OK iSync Conduit

Show more detail in HotSync Logにチェックを入れても、この程度の情報しか書かれてない。

最終的な対応

結局、T|T3をハードリセットして、

  1. iSync以外をDo Nothingにして、iSync ConduitでのHotSyncだけやる。
    • 日本語はばけてるけど、iCalの内容がシンクできてることを確認する。
  2. Backup Conduitの設定を"Restore from backup"にして、他のConduitは"Synchronize"にして、HotSyncする。
  3. リセットを求められるので、画面上のボタンをタップする。
  4. J-OSでJapaneseを選択する。リセットを求められるので従う。
  5. PreferenceでPOBoxFEPを選択し、これを使用するようチェックする。
  6. J-OS FEPをOFFにする。リセットを求められるので従う。
  7. T-Suiteで入力言語切り替えのための設定をする。

これで、日本語は見られるし、入力できるし、その後のHot Syncでは、問題なくiCalと同期できてる。

環境

いろいろメモ

Palm Desktop

http://www.palm.com/us/support/macintosh/mac_desktop.html
このページで、Tungsten T3を選択すると、以下のページになる。
http://www.palm.com/us/support/macintosh/macdesk421.html
しかし、いろいろググってる最中に、以下のページでRev Dが出ていることを発見。
http://www.ne.jp/asahi/masa/training/hi200509b.html
Mac OS Xでしか使用する気もないので、こちらをインストールした。インストーラMac OS X系のものになっていた。
http://www.palm.com/us/support/macintosh/macdesk421revd.html

ちなみに、もうMac用のPalm Desktopの開発は終了していることも、今更ながらに知った。Palm TX用の

iSync Palm Conduit

id:yfp:20050112:p1のメモもしたんだけど、古すぎて役に立たず。http://www.ne.jp/asahi/masa/training/hi200508.htmlの"iSync Palmコンジットはどこいった?【誤認識に伴う追記アリ】"と同じように、iSync Palmコンジットを探して、見つからなくて困ってた。そしたら、iSyncのデバイスメニューで"Palm OSの同期を有効する..."を選択すればいいだけだった。
http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=301371-ja
これで自動的にiSyncのコンジットがインストールされて、他のコンジット (Address、Contacts、Datebook、Calendar、Task、ToDo) とのコンフリクトも解消するよう、コンジットを退避させてくれた。
その後、HotSync Managerを起動して、HotSyncメニューから"Conduit Settings..."を選択する。ウインドウがでてくるので、その中にあるiSync Conduitの設定で、"Enable iSYnc for this Palm device"と"This is a Japanese device"にチェックを入れる。Tungsten T3はPalm OSそのものが日本語化されてるものではなく、J-OSで日本語化しているものだけど、"This is a Japanese device"にチェックをいれないと、"unprintableなんちゃら"って項目で、Palm上でだぶったエントリーが追加されてしまう。

J-OS

Palm OS 5/Garnet用J-OSシリーズ
購入したものから、特に変化はない模様。

POBox

Palm OS 5用は、以下のページ。
http://homepage.mac.com/yasseima/FileSharing14.html
なお、本家は、以下。
Palm用インラインPOBox
あと、辞書は、大富豪辞書を使っている。
http://w021.q.fiw-web.net/clie/daifugoudic.shtml
まとめページを見つけた。多謝。
http://michieru.com/pamu-u/wiki.cgi?page=POBoxFEP#p16

T-Suite

T-Suite ReadMe
入力言語の切り替え等、これが提供してくれてる操作体系が体に染み付いてた。
こんなページも見つけた。
http://www.geocities.jp/visor_mac_room/palm/tt3-02.html

Palmのリセット方法

http://kfn.ksp.or.jp/~gauche/PalmTweaks/How2Reset.html

ソフトリセット リセットピンを差し込む データは保持される。
ハードリセット 電源ボタンを押しながらリセットピンを差し込む データは消える。