情報取得ツールとしてのケータイ

http://kimutake-yokocho.nifty.com/kimuyoko/2005/03/post_14.html
ケータイで情報を取る手段として、RFIDQRコードを比較して、

既にあるデバイスを活用したものだと比較的に普及しやすいのかもしれません。

とあるが、全くそうだと思う。RFIDはケータイに登載されるだけじゃなくって、相手を設置していかないといけないのが、普及のネックだろうなと思う。それに比べてQRコードは、既にケータイに登載されているカメラを利用して印刷物なんかを撮るだけだから強いよなぁ。しかも、何ヶ月か前のNTTドコモのCMの効果もあってか、わざわざ撮り方とか、"QRコードです"なんて書いてなくって、ただコードがあるだけで、どうすればいいかわかる人がずいぶん増えたらしい。
ただ、そうなってくると危険なのは、ポスター等にそれとは関係ないQRコードを誰かが貼っておくだけで、道行く人をどこかのサイトに誘導できてしまう。そのサイトが怪しいサイトだったら...
"道に落ちてるもの拾って食べてはいけません。" と同じレベルで"後付けのQRコードは撮ってはいけません。"ってことか。

で、カメラを使ってケータイをサイトへ誘導する技術については、インターネットマガジン4月号のPICK UP "ソリューションShowCase] ケータイカメラでインターネットに誘導する技術"でいろいろ取り上げられている。
http://internet.impress.co.jp/rim/issue/2005_04/topics.php
そこには取り上げられていないけど、電子透かしを使わずに写真などを認識するケータイアプリに、http://4965.jphttp://syncr.jpってのもある。
まだ、"これだ!"という決定打がでてない状況だから、他にもいろんなアプリがあるんだろうけど、利用者としては、認識対象が印刷されてる紙面の魅力と、そこから誘導されるサイトの魅力が一番大事かな、やっぱ。