数字の読み方

http://d.hatena.ne.jp/yfp/20040811#p1
でも思ったけど、数字は出すことよりも、読むことのほうが難しい。
ITMediaの「携帯販売ランキング(番外編): 携帯が売れるワケを考える」を読んで、再認識した。

この傾向が如実に表れたのが、「N900iS」(右写真)の販売ランキングでの推移だった。N900iSは、N900iと比べさほど機能面で変化のない端末(6月25日の記事参照)。サイズ、重さ、メモリ容量、待ち受け時間などもN900iと同じで、新機種というよりは「N900iのカラーバリエーション」といった程度の位置付けだ。 同じ時期に、ドコモはムービースタイルを進化させた「P900iV」や、Bluetooth+タッチパネルの「F900iT」をリリースしている。こちらはそれぞれ,特徴的な機能を持ったFOMAのハイエンド端末。それでは、ユーザーはどちらを選択したか。結論からいえば、P900iVは一瞬トップ10に顔を出したものの直後にランク外へ消えた。F900iTは、一度もランクインできていない。 一方、N900iSは現在に至るまでトップ10入りし続けている

という事実から、

少なくとも、“N”ブランドの強さが示されたことは間違いない。

と結論付ける。
ぅおぃ、そうかい? 間違いなくないよ。 それって、"N"ブランドという結論ありきの解釈になってないか?
N900iSは超オーソドックスな端末、一方、P900iVF900iTは際物じゃん。 < 嫌いじゃないけど。
シューティングスタイルでビデオ撮るケータイと、Bluetoothタッチパッド付けてるケータイよりもオーソドックスなケータイを購入する人のほうが多かったという、至極当然の結果だと思うんだけどなぁ。
ブランド以外に条件が揃っちゃってるようなケータイの比較でないと、ブランドの力なんて見えてこないよ。