自由自在Squeakプログラミングの寄り道

自由自在Squeakプログラミングを入手して、少しずつ時間を見つけて読もうとしている。
で、”3.1 クラスとインスタンス”のP.94で、classメッセージを送って、さらにbrowseメッセージを送ることでクラスブラウザが表示されることを知る。
そこで、本に書いてある以外のものもやってみた。そして、罠にはまった。

2 / 3 class browse.

Squeakは分数オブジェクトがいるから、Fractionを表示するクラスブラウザが表示されることを期待した。なのに、SmallIntegerのクラスブラウザとMessageNotFoundのノーティファイアが出現した。
SmallInteger>>/を選択してみる。そして、aNumberを選択すると、その中身が'SmallInteger'と出る。
”そりゃ3だからSmallIntegerだよなぁ”と思ったら、これはSmallIntegerクラス自身だった。
メッセージの優先順位が罠の正体。
"単項 > 2項 > メッセージ"なので、"2 / 3"より前に"3 class"が評価されてしまった。
なので、この場合は、

(2 / 3) class browse.

とする。