古い「マスコミ」の頭では、「リンク」ということの意味も理解できないのかな

佐々木俊尚の「ITジャーナル」:新聞社はダブルスタンダードがお好き?に、気になる話が。

9月1日からGoogleニュース日本語版がとうとうスタートしたのに対しても、「読売新聞は早速Google日本法人に文句を言ってきて、Google側に見出しとリンクの使用停止を求めたらしい」(検索エンジン業界関係者)という。 この読売の対応に、全国紙では毎日新聞産経新聞も追随した。だからGoogleニュース日本語版には、全国紙は朝日新聞日経新聞しかリンクされていない。

そっか、確かにGoogleニュースには、朝日新聞日経新聞はあるのに、読売、毎日、産経はないな。そういえば、朝日新聞は、ずいぶん前からWebでニュースを伝えてくれてるという記憶があるな。
従来の「マスコミ」は、自分たち大会社が情報を伝える最上位層にいて、下々の民に伝えるという上下関係でしか、物事を見られないんだろうか。フリーライターみたいな権威のない一個人には正式回答は行わないってのも、あきらかに上位の俺達大会社と下位の個人みないな意識の表れって感じだし。
タイトルの利用を含め、リンクするってのは、水平展開だと思うんだけど、「リンクしてやってる」くらいのつもりなんだろうか。リンクされるのは、自分のほうが下になるって感じちゃうんだろうか。
いくらか前に話題になってたディープリンクも、どうしてだめなの?って感じだったけど、古い「マスコミ」からしたら、トップページからわざわざ探させることで、「俺様が提供してやってんだ」ってことを思いしらせたいのかな (毎日からは、リンクに触れた記述を見つけられなかったけど)
まあ、どっちにしろ、そういう古い価値観でしか動けない「マスコミ」がGoogleニュースになくっても、Googleニュースの価値が落ちるのではなくって、ガチガチの著作権にとらわれてる読売、毎日、産経の価値が落ちるだけなんだけどね。