「BSD UNIX」は制限が厳しい?

もしも、Googleの仲立ちによってAppleとSunの合併が実現したら、それはオープンソースにとって強い逆風となるだろう。Appleの「OS X」は制限の厳しい「BSD UNIX」をベースとしており、Sunの「CDDL(Common Development and Distribution License)」ライセンスはそれ以上に厳格なものではあるが、Sunのオープンソースに対する取り組みは大きな歓迎を受けるようになっている。対照的に、AppleMicrosoft化する可能性がある。

上の記事は、"AppleがSUNを買収するのでは?"というネタに対して、"そんなわけないじゃん"ってもの。
SUNがAppleを買収するといわれてた頃は、もう10年以上前か。
http://java-house.jp/ml/archive/j-h/001437.html
http://www.tidbits.com/tb-issues/lang/jp/TidBITS-jp-312.html
10年経って、立場逆転の噂がでるとは。
で、上を引用した趣旨は噂のことじゃなくって、Appleの「OS X」は制限の厳しい「BSD UNIX」をベースとしておりってこと。オープンソースなライセンスの中では、BSDライセンスって、かなり緩いほうだと思うんだけど。特にプロプライエタリなソフトを書かないといけない立場で使えるコードを漁るときは、"うぅ... GPLか... 使えないなぁ"、"よかった、BSDだ"って感じなのに。
BSDライセンス - Wikipedia
OSI Approved Licenses
それに、Appleは先日のWWDCのときから"macOS forge"という活動もやってるし、オープンソースにとって強い逆風ってのはDana Blankenhorn氏の知識が偏ってるだけ? 視点がずれてるだけ?? それとも、釣られた???